2017年09月27日

第6回 安全運転技術研修会

9月24日に当協会における第6回 安全運転技術研修会を大治自動車学校(愛知県海部郡大治町)で開催しました。

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当協会のメイン事業の1つで、正会員企業の所属運転士らの運転技術の向上と安全運転を目的としたものです。

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約50名の運転士と、正会員の管理職や賛助会員で構成する約60名の運営スタッフ(手伝い)が参加しました。

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開会式では、当協会会長 小森宏真(コムサービス代表)や安全運転技術研修会を担当する実行委員長の挨拶や説明が行われ、愛知県警察本部 交通部交通総務課の警視にもご来訪いただきました。

その後、大型バス、マイクロバス、ワゴン車の各車両ごとの大治自動車学校 教官の方からもご挨拶。

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開会式を終えて、すぐにコース上に集まり研修会開始です。

午前と午後、合わせて約6時間程度の研修会です。
運転研修もあれば座学、整備講習なども実施し、各運転士に適した研修が受講できます。

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また安全運転・運転技術だけでなく、自動車運行管理業らしくワゴン車のドアを乗車する人の前にピンポイントで停車させる工夫も。

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死角体験もあります。
このパイロン、運転席に座ったままでは全て見れません。
もちろんミラーを使っても見れません。

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また、ボルトが緩んでいる状態や空気圧が極端に少ない状態も体験し、事故を未然に防ぐ方法も受けました。

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閉会式では、大河原実行委員長から挨拶。

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参加した運転士の皆様には、「修了書」が発行されました。
そして、各車両における最優秀賞・優秀賞の表彰が、当協会の小森会長より行われ、無事閉会しました。

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約5時間の研修、運転士の皆様お疲れさまでした。

大きなトラブルもなく、無事終えることが出来ました。

この研修会の責任者として春から準備に動かれていた大河原委員長、そして各理事、正会員、賛助会員の皆様ありがとうございました。

参加運手士の皆様にはアンケートも回答いただき、次回来年の参考とさせていただきます。


また来年も皆さまよろしくお願いします。


posted by 中部地区自動車管理業協会 at 18:04| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月12日

2017年度視察研究会 松下資料館見学

2017年9月8日(金)に、京都市の松下資料館(松下幸之助資料館)にて2017年度視察研究会を実施しました。

協会の正会員10名、賛助会員2名の計12名が参加しました。

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場所は、京都駅前のPHPビルの3Fです。
このPHPというのは、Peace and Happiness through Prosperity(繁栄によって平和と幸福を)という松下幸之助のスローガンの略称だそうです。

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まずは松下幸之助資料館 館長の遠藤様から松下幸之助さんについてのお話をお聞きしました。

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資料館は、松下幸之助さんの奥さまである松下むめの さんが設立され、資料館を運営する財団の代表理事はお孫さん(松下正幸パナソニック2017年9月現在副会長)だそう。

松下家が作って、松下家が運営しているそうです。


カードなども使いながら、とてもわかりやすく説明いただきました。

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松下幸之助さんは、「儲かっているか」ではなく、「喜ばれているか」というように海外拠点の責任者に尋ねていたそう。



館長さんの講和の合間にビデオで松下幸之助さんを学びます。

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次は同じフロア内の専用ルームに移動し改めてお話し・ビデオを視聴しました。

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約1時間半の講和とビデオは、映画でも退屈になってしまう人も、退屈にならないと思います。

また松下幸之助さんの生き方・経営手法は、誰もが理想論と考える部分を本当に実行できるところが素晴らしいと思います。

分かっていてもできる人はほとんどいません。

「今のままじゃいけない」と思っている方には特に為になる内容でした。

最後の講和の中では、「素直な心の内容十カ条」という講和室の壁にも書かれている10ヵ条。

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机に貼っておきたいところです。


その他にも松下幸之助さんの生き方などの展示コーナーもあり、最後に全員で見学しました。

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途中に松下政経塾で松下幸之助さんが実際に使用していた椅子も展示されていました。
「ご自由にお座りください」とのことでした。

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当協会参加者はみんなメモや写真を撮りながら視聴・見学していました。

最後は1Fにて記念撮影。

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この中に、「〇〇資料館」となるほどの人物が現れるのか?!

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んーー。。。。
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以上、約2時間視聴・見学させていただきました。

遠藤館長ありがとうございました。

退屈そうとイメージしてしまう方もいるかもしれませんが、全く退屈にはなりません。
何度も行くところではないですが、一度は訪れても良いのではないでしょうか。

大物経営者の方らも訪れるそうです。
ちなみに完全予約制です。


また本年11月も中部地区の自動車管理業の発展のため視察・講習研修会を実施する予定です。


posted by 中部地区自動車管理業協会 at 16:45| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月06日

6月3日 キョウセイ交通大学での安全運転研修会

6月3日は、岡崎市にあるキョウセイ交通大学で協会正会員の運行管理者・運行指導者を対象とした安全運転研修会を実施しました。

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午前の部(危険体験)と午後の部(運行管理者向け)で約25名が参加しました。

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キョウセイ交通大学は、実際の大学ではなく、ドライバーの技術向上の研修施設です。
※グループに「享成自動車学校」という自動車学校もあるようです。

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午前の部は、危険体験です。

普段公道で意図的に危険体験をすることは当然にできません。
しかし、今回は意図的に危険を体験することにより安全運転・危険回避・予防につながる講習です。

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運転中の座席などについての初歩的なことであっても、20歳前後に免許証を取得した当時は覚えていても現在は覚えている人は少ないと言えます。

その他にも連続スラローム、急ブレーキ(ABS作動)体験まで行いました。

ABSをフルに効かせたときのブレーキペダルの振動・反発を体験できました。

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その他にも時速30kmを保ち走行し(計測する)、その後に信号機により右・左・真ん中のいずれかを目視確認し、急ブレーキするという危険体験も行いました。

さらにタイルに水を撒いた道路にて急ブレーキを行い、危険を体感し、ABSをフルに体感しました。

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午前の部は、なかなか体験できることではない非常によい体験になりました。
約3時間の講習は非常に充実しました。



昼食・休憩をはさんで、午後からは運行管理者向けの講習です。

運行管理者は、運転者の乗務割の作成や運転者の指導・監督・健康疲労や安全確保などを取りまとめる立場です。

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主に、インストラクター同乗走行により運行管理者自身が、日本の法律に遵守した運転であるかどうかの確認を受けます。
その後、不適切な箇所のアドバイスや補正を行いました。

免許証取得時には、筆記試験により運転や道路上でのルール(法律)を把握していたと思いますが、
現役運転手は、同じ筆記試験を受けても合格しないのではないでしょうか。

良くも悪くも経験だけで運転していると言えます。

次に同乗指導演習を行い、模範運転の指導や実習などを行いました。


午前・午後共に非常に充実した体験・実習でした。

1社だけでは費用的に行えない研修であっても、当協会として開催し十数社で共同して研修の場を設けることができます。

次回は、9月に愛知県内の自動車学校にて研修を行います。

今後も研修を定期的に開催し、事故を防止し安全な中部地区の自動車管理業を推進していきたいと思います。
posted by 中部地区自動車管理業協会 at 12:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする