11月15日の運営委員会では、
協会正会員でもあり、理事でもある愛知バスの都筑真弘社長より「健康はすべての安全の始まり」について、ご講義いただきました。
テーマは、
(1)健康はすべてに優先し安心の始まり
(2)疾病を起因とする交通事故
(3)薬物の排除と抑制
についての講義でした。
事業者には、健康保持のための管理責任があり、
健康診断を実施するだけでは不足しており、運行管理者や安全運転管理者などが、不整脈で要検査である、高血圧で治療の必要があるといった
「総務や本人に健康管理は任せきり」では、真の安全な運行は難しいというお話をいただきました。
安全運転のためには、運転技術やあらゆる注意だけで改善しようとしてしまうものですが、
疾病が原因の交通事故も多くなっているということもお話しいただき、
「従業員の健康管理」による安全も重要な課題となる事を実感しました。